よく、英語もスペイン語も中国語も……と、いっぺんにモノにしようという人がいますが、これは無謀です。まさに二兎を追うものは一兎をも得ずで、どれも中途半端になってしまい、モノにならないでしょう。私は英語と韓国語をやっていますが、韓国語に挑戦したのは、英語というものを長年かけて徹底的に勉強し、モノにしたあとのことです。英語を一生懸命やったからこそ、韓国語の勉強もスムーズにいっているのです。いろいろなことに挑戦しながら、自分に向いているもの、向いていないものを取捨選択する。そして、やるべきことが定まったら、一定期間、そのことに集中してしつこくやる。その力をみがいていくことも、勉強においては非常に重要なのです。二兎のうち一兎、よく肥えた、おいしそうな、そして確実にしとめられそうなウサギを選別して、そっちを追うのです。欲ばりすぎはよくありません。2羽並んでいるウサギを2羽ともいっぺんにしとめられるのはオリンピック級のハンターくらいなもの。たいがいの人は、1回で1羽しかしとめられません。欲ばって2羽ともしとめようとすれば、2羽とも逃がしてしまうかもしれません。1羽しとめたら、もう1羽を追う。1羽をしとめられるまでは、それを徹底的に追うのです。逆に、1羽目を徹底的に追ってそれを見事にしとめられれば、2羽目をしとめるのは楽になります。いろいろやってこそ、どのウサギを追うべきかがわかる。
(参考)
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