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補修で支払った代金が、住宅購入代金の半分以上に匹敵

欠陥が発覚して以来、幸福に満ちた家族の生活は一転して、悲惨な日々にかわってしまったのである。G家の欠陥トラブルは、次のようなものである。欠陥の主たる発生源は、土地の地盤沈下だった。それによって土台が壊れ、建物が傾き、壁等にひび割れが生じた。のちの調査によれば、一九六〇年代に建てられた近所の家ですでに地盤沈下が発生していたというから、要は建築業者やNHBCがその確認を怠り、知ってか知らずか「悪い地盤の土に家を建てて売ってしまった」というわけだ。

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さらに、基礎補強工事の開始を待っている間にはガス管が破裂した。幸い一家は休暇中で家族にけが人こそ出なかったが、連絡を受けて駆けつけると煙霧は家中に充満し、ガスの設備はすべてが使用不可能になっていた。そして、ようやく基礎の補強工事が終わると、今度はまた別の新たなトラブルが待ち受けていた。その工事によって壁が移動してしまい、室内の敷き込みカーペットも張り替えねばならなくなった。また、窓のペアガラスには水が溜まるようになり、工事中のミスで下水道の水漏れ事故まで起きて床上浸水被害も発生した等々。G夫妻がこれらの補修で支払った代金は、総額で一六万ポンド(約三五二〇万円)に及び、この額は住宅購入代金の半分以上に匹敵する。